Animoca Brands Corporation Limited(以下、Animoca Brands)の戦略的子会社であるAnimoca Brands株式会社(以下、Animoca Brands Japan)は、2026年6月22日開催の取締役会において、2026年6月24日付で松尾 直輝(まつお なおき)が代表取締役社長CEOに就任することを決議しましたのでお知らせします。なお、前代表取締役社長CEOの天羽 健介は同日付で退任し、引き続きシニアアドバイザーとして事業をサポートします。

■ 異動の内容

■ 背景
日本における暗号資産・Web3を取り巻く制度環境は、歴史的な転換点を迎えています。
2025年12月、政府・与党は暗号資産取引への申告分離課税の適用と損失の3年繰越控除制度の創設を税制改正大綱に明記しました。さらに2026年2月には金融庁が、暗号資産の規制根拠法を資金決済法から金融商品取引法(金商法)へ移行する制度改正案を正式承認。同年4月には改正法案が通常国会に提出されています。
この移行により、インサイダー取引規制の新設、発行体・事業者による情報開示の義務化など、既存の金融商品と同水準の投資家保護・市場透明性が担保される枠組みへと移行します。制度整備の進展は、長年の課題であった国内外の機関投資家・法人マネーの参入障壁を大きく引き下げるものと期待されています。
こうした環境変化のもと、Animoca Brands Japanはグローバルなネットワークと事業基盤を活かして日本市場での展開をさらに加速させるべく、この度の体制変更に至りました。
■ 新代表取締役社長CEO 松尾 直輝のご挨拶
日本には、世界が注目すべき文化・コンテンツ・ビジネスが数多く存在しています。しかしその価値が、グローバル市場に届いているかと問われれば、まだ十分ではないと感じています。
Web3はその課題を解決する可能性を秘めています。分散型のインフラとトークンエコノミーが実現する開かれた市場構造は、日本のビジネスと世界の消費者・投資家を直接つなぎ、中間者を介さない新たなスケールの価値交換を可能にします。
日本の制度環境が大きく整いつつある今こそ、その可能性を具体的なビジネスへと変えていく好機です。世界のWeb3をリードするAnimoca Brandsグループの日本法人として、グローバルに展開する当社のプロダクトとネットワークを最大限に活用しながら、日本の事業者・消費者がより豊かな体験と機会を享受できる市場環境の実現に、全力で取り組んでまいります。
■ 新代表取締役社長CEO 松尾 直輝の経歴
広告代理店での営業職を経て、2014年のシンガポール移住を契機にウェブエンジニアへ転向。現地フランス系企業にてシステム開発の経験を積む。2017年帰国と同時にBEENOS株式会社に入社し、エンジニア兼新規事業開発者として複数の事業立ち上げを主導。
2023年よりAnimoca Brands株式会社にIP事業責任者として参画。アニメ製作委員会への出資をはじめとする複数のIP関連事業をリードした。2026年、同社のChief Business Officer(CBO)に就任し、全事業を管掌。同年6月24日付で代表取締役社長CEOに就任。